活動報告

2018.10.12

情報化月間協賛「京都情報化セミナー」開催報告

情報化月間協賛「京都情報化セミナー」開催報告
「京都情報化セミナー」開催概要
1.日 時:平成30年10月12日(金) 15:10~18:20
2.場 所:京都コンピュータ学院駅前校 6Fホール
3.内 容
第1部:「ICANNとICANN国際会議について」(京都コンピュータ学院創立55周年、京都情報大学院大学創立15周年 記念講演)      
 ・講 師:ICANN Vice President, Stakeholder Engagement &Managing Director - AsiaPacificJiaRongLow  
  【講演概要】 海外100ヶ国、2000名が参加するインターネット関連の国際会議「ICANN64」が,神戸 コンベンションセンターで2019年3月に開催されます。ICANNはドメイン名やIPアド レスなどのインター   ネットの資源を世界的に管理しているアメリカの非営利法人で、 年に3回、国際会議を開催しています。京都情報大学院大学では「.kyoto」の管理運営事業者としてICANNのアジア太平洋地域担当副社長 Jia-Rong Low氏にICANNのこと、国際会議のことをお話しいただきました。
第2部:「ダークウェッブで売買される企業情報とサイバー攻撃のサービス化」
 ・講 師 : 神戸大学大学院 教授 森井昌克氏
  【講演概要】 密かなサイバー攻撃によって気付くことなく流出した企業情報がダークウェッブと呼ば れるネット社会の闇市で売買されています。本来、サイバー攻撃とその被害は気付かれ ることがないのです。     その流出した企業情報によって、新たなサイバー攻撃が繰り返され、さらに甚大な被害を与えます。
ビジネスメール詐欺はその典型です。本講演では、階層化され、そしてサービス化された、詐欺等犯罪による不法な金銭搾取を目的としたサイバー攻撃について分かりやすくお話いただきました。    
第3部 : 「観光先進国「京都」観光情報学の最前線」
 ・講  師:京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 准教授 馬 強 氏
 ・ディスカッション:准教授 馬 強 氏×京なか株式会社代表取締役 桂田 佳代子 氏
  【講演概要】 観光は日本経済を支える極めて重要な成長分野です。持続可能な観光立国・地域社会を 実現するためには、観光地域の特性,そして住民や観光客の行動特性を明らかにし、多 様な観光ニーズに応え観光の個人化や地域・時期の分散化を実現していく必要があり、 本講演では,我々の研究グループの研究成果を中心に、ブログやSNS(Social Network Services)などでユーザ自らが発信・生成されるユーザ生成コンテンツ(UGC:User Generated Contents)から、ユーザ指向の“観光知“の発掘及びその利活用について分かりやすくお話いただきました。       
 【ディスカッション内容】
  ①なぜ、KoIサービスをしようと思ったのか?
  ②企業側から見た大学の研究の良い点、改善すべき点 
  ③共同研究を希望した理由、期待
  ④共同研究の概要説明
  ⑤今後の展開、目指す未来
主 催:一般社団法人京都府情報産業協会
共 催 : 京都府中小企業技術センター、
京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学、 Ksisnet(京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク)、 京都コンピューターシステム事業協同組合
後 援: 京都府、京都市、公益財団法人京都産業21、公益財団法人京都高度技術研究所 京都商工会議所、ITコンソーシアム京都、
(一社)インターネットプロバイダー協会   
参加料:無料
4.参加者 : 350名 (ご来賓+一般52名、会員26名、学生272名)
copyright(C) 一般社団法人 京都府情報産業協会